斜陽
戦後、東京の屋敷を引き払って伊豆の山荘に移った母と娘。最後の貴婦人と呼ばれた母は静かに衰えていき、娘のかず子は、かつて一度会ったきりの作家・上原に宛てて手紙を書きはじめる。麻薬に溺れて復員した弟・直治の手記もはさまれ、四人それぞれの滅び方が並べて置かれる。敗戦後の日本で最も読まれた小説のひとつ。本文は青空文庫の新字新仮名版を収録している。

戦後、東京の屋敷を引き払って伊豆の山荘に移った母と娘。最後の貴婦人と呼ばれた母は静かに衰えていき、娘のかず子は、かつて一度会ったきりの作家・上原に宛てて手紙を書きはじめる。麻薬に溺れて復員した弟・直治の手記もはさまれ、四人それぞれの滅び方が並べて置かれる。敗戦後の日本で最も読まれた小説のひとつ。本文は青空文庫の新字新仮名版を収録している。