UNFOLD
こころの表紙

こころ

夏目漱石

鎌倉の海で見かけた人に惹かれ、「私」はその人を先生と呼んで通うようになる。先生は月に一度、誰の墓ともわからない墓へ参り、世の中にも自分にも距離を置いて暮らしている。父の病で郷里に帰った「私」のもとへ、やがて先生から長い手紙が届く——そこには、友人 K と一人の女をめぐって先生が犯した裏切りと、それから二十年の沈黙が書かれていた。上・中・下の三部からなる、夏目漱石の晩年の長編。本文は青空文庫の新字新仮名版を収録している。