風立ちぬ
高原の avenue で絵を描く節子と出会った「私」は、やがて彼女と婚約する。だが節子は重い肺結核を患っており、二人は八ヶ岳の麓のサナトリウムで暮らしはじめる。死が近いと分かっているその時間を、できるだけ幸福なものにしようと「私」は思い、その日々を小説に書こうとする。ヴァレリーの一行「風立ちぬ、いざ生きめやも」を題に置き、婚約から死後の冬までを五つの章で追う。堀辰雄が自身の体験をもとに書いた代表作。本文は青空文庫の新字新仮名版を収録している。

高原の avenue で絵を描く節子と出会った「私」は、やがて彼女と婚約する。だが節子は重い肺結核を患っており、二人は八ヶ岳の麓のサナトリウムで暮らしはじめる。死が近いと分かっているその時間を、できるだけ幸福なものにしようと「私」は思い、その日々を小説に書こうとする。ヴァレリーの一行「風立ちぬ、いざ生きめやも」を題に置き、婚約から死後の冬までを五つの章で追う。堀辰雄が自身の体験をもとに書いた代表作。本文は青空文庫の新字新仮名版を収録している。