UNFOLD
蟹工船の表紙

蟹工船

小林多喜二

「おい、地獄さ行ぐんだで!」—— 過酷な労働を強いられる蟹工船を舞台に、様々な事情から集められた人々を描く。命より会社の利益を優先する監督のもとで酷使され、彼らは暴力や病気に直面する。やがて、ばらばらだった労働者たちが自分たちを苦しめる仕組みに気づき、共に抗う道を模索していく。特定の主人公を置かず、集団そのものを主役にした昭和初期の代表的な社会小説。